- スタンディングデスクでとれる姿勢を知りたい方
- 「座る」「立つ」それぞれの姿勢の悪影響が気になる方
- おすすめのスタンディングデスクの種類を知りたい方
この記事ではスタンディングデスクでとれる姿勢について解説していきます。
一般的にスタンディングデスクでとれる姿勢は『座る』と『立つ』の2つだけです。
しかし、実際には『膝立ち』と『半立位』を含めた4つあります。
この記事では上記4つの姿勢のとり方と、
- 立姿勢と座位姿勢の悪影響
- 立姿勢に対するスタンディングデスクの適切な高さ
- おすすめのスタンディングデスクの種類
について解説しています。
もし、
スタンディングデスクの姿勢を詳しく知りたい
と思うなら、最後まで記事を読んでみてください。
悩みや疑問を解消できます。
スタンディングデスクでとれる姿勢【4つ】
スタンディングデスクでとれる姿勢は『座る』か『立つ』の2つしかないと思われがちです。
しかし、昇降式スタンディングデスクの場合は4つあります。
- 膝立ち
- 座る
- 半立位
- 立つ
それではそれぞれの姿勢について見ていきましょう。
良いところや悪いところ、特徴などを解説していきます。
膝立ち
一つ目の姿勢は膝立ちです。
疲れて立っていたくない且つ、座ると眠ってしまうような時に役立ちます。
欠点は、
- マットが無いと膝が痛くなる
- キーボードトレイがないとパソコンが打ちづらい
- 人前ではできない
などです。
マットは何でも良いですが、スタンディングマットをおすすめします。
座る(座位)
二つ目の姿勢が、座位姿勢です。
デスクを使う際の基本的な姿勢で、立ちっぱなしや立疲れを防止できます。
欠点は、
- 眠くなること
- 肩こり・腰痛になる
- 痔になる
といったものなどです。
スタンディングデスクには椅子が要らないという意見もありますが、私は必要だと思います。
理由は椅子がないと疲れすぎてしまうからです。
※スタンディングデスクに椅子が必要な理由については下記記事で詳しく解説しています。
半立位
三つ目の姿勢は『半立位』です。
半立位は「座る」と「立つ」の中間の姿勢であり、スタンディングデスクのメリットを活かしつつも座ることの出来る便利な姿勢です。
半立位であれば座りつつも立ち姿勢に近い格好で仕事が出来ます。
加えて、どっかりと椅子に座らないのでフットワークが重くなることもありません。
唯一の欠点は、スタンディングチェアがないと半立位の姿勢はとりづらいところです。
※半立位については下記記事にて解説しています。
>>スタンディングデスクで【疲れる】唯一の理由と対処法【3選】
立つ
四つ目の姿勢は、立姿勢です。
立姿勢はスタンディングデスクのメインの姿勢であり、
- 眠気防止
- フットワークが軽くなる
- 肩こり・腰痛の解消
などのメリットがあります。
欠点としては長時間立ち姿勢続けたを場合に
- 過度に疲れる
- 足が痛くなる
ことが挙げられます。
欠点の対策は下記記事で解説しているので読んでみてください。
立姿勢と座位姿勢の悪影響
ここでは立姿勢と座位姿勢での悪影響について解説します。
それではそれぞれ見ていきましょう。
立姿勢の悪影響
まずは立姿勢の悪影響について解説します。
立姿勢の悪影響は下記2つ。
- 足の負担が大きい
- 立ち疲れる
足の負担が大きい
長時間立ちっぱなしでいると足に多大な負担がかかります。
場合によっては足がむくんだり血行不良を起こすこともあるのです。
立ち疲れる
立っている状態は、ただ座っているだけの状態よりも疲れます。
当然立っている時間が長くなるほど疲労感は増加します。
座位姿勢の悪影響
次に座位姿勢の悪影響について解説します。
座位姿勢の悪影響は下記3つです。
- 肩こり・腰痛
- 眠くなりやすい
- フットワークが重くなる
- 痔になる
肩こり・腰痛
座りっぱなしの状態が続くと、肩こりと腰痛になる可能性が高まります。
この肩こりと腰痛になる原因は、筋肉の緊張です。
座りっぱなしの状態が長時間続くことによって、筋肉が緊張しっぱなしになるから肩こりや腰痛になると言われています。
眠くなりやすい
座位姿勢は立姿勢に比べて眠くなりやすいです。
立っている時はそこまで眠気を感じていなくても、座ったら唐突に睡魔が襲ってくるといったことはままあります。
フットワークが重くなる
座位姿勢は立姿勢で活動するよりもフットワークが重くなりやすいです。
座っていると何かしらのアクションをとる前に「立ちあがる」動作が必要になります。
元気な時は問題ありません。
ですが、疲れている時はこの「立ちあがる」動作すら面倒くさくなってしまうのです。
座位姿勢では、椅子にどっかりと腰を落ち着けられることも理由の一つとして挙げられます。
痔になる
座りっぱなしの状態が長時間続くと、痔になる可能性が高まります。
長時間座っていることによってお尻(肛門)に負担がかかる。この負担によって痔になってしまうのです。
立姿勢の適切な高さ計算方法
スタンディングデスクを使う上で知っておきたいのが、身長に対するスタンディングデスクの適切な高さです。
適切な高さで作業しない場合、
- 集中できない
- 無駄に疲れる
- 肩こり・腰痛
といったことが起きてしまいかねません。
今回を期に自分の身長に対する適切な高さを知っておくとよいでしょう。
下記『Bauhutte』のページで簡単に計算できますので、計算してみて下さい。
Bauhutte スタンディングデスクでの最適な机の高さの自動計算ページ
ですが、あくまでも計算で出される数値はただの理想であり、合わない場合もあります。
その時は計算で出てきた数値にこだわることなく、自分に合った高さを地道に探しましょう。
【まとめ】スタンディングデスクは高さ調整できるものがオススメ
この記事についてのまとめです。
スタンディングデスクでとれる姿勢は4つあります。
それが下記4つ。
- 立ち膝
- 座る(座位)
- 半立位
- 立つ
姿勢を変えることで作業を効率的に進めることが出来ます。
また、「立ちっぱなし」と「座りっぱなし」には下記のデメリットがあります。
立ちっぱなしのデメリット
- 足への負担
- 立ち疲れる
座りっぱなしのデメリット
- 肩こり・腰痛
- 眠くなりやすい
- フットワークが重くなる
- 痔になる
この記事ではスタンディングデスクでとれる姿勢について解説してきました。
ですが、今回の記事は昇降式のスタンディングデスクの場合の話です。
固定式のスタンディングデスクでは、「座る」「立つ」以外は出来ません。
もしスタンディングデスクの購入を考えているのなら、昇降式のスタンディングデスクをお勧めします。
さらに付け足すのなら、電動タイプが望ましいです。(手動タイプは後々面倒になるので)
以上が当記事のまとめとなります。