どうも、つく朗です!
誰かに殴ってもらいたいって思うんだけど…理由がわからない
暴力を振るわれたいと思うのは異常なのかな?
この記事では、上記のようなお悩みを解決するため、
- 暴力を振るわれたい人の心理【7選】
- 暴力を振るわれたいと思うのは異常なのかどうか
- おすすめの相談窓口
について解説しています。
暴力を振るわれたい人の心理【7選】
暴力を振るわれたいという心理は、複雑で様々な要因が絡み合っています。
以下、7つの例を挙げますが、あくまでも一般的な傾向であり、全ての人に当てはまるわけではありません。
- 自己肯定感の低さ
- 支配・被支配の関係
- 興奮・刺激
- 罪悪感の解消
- 子供時代に愛情を受けられなかった
- 認知の歪み
- ドーパミンの分泌
暴力を振るわれたい人の心理を詳しく見ていきましょう!
自己肯定感の低さ
自分自身を価値のない人間だと感じている場合、暴力を受けることで罰せられることを無意識に求めている可能性があります。
また虐待を受けて育った経験などから、自分が愛情を受けるためには痛みを受ける必要があると誤解している場合もあります。
支配・被支配の関係
暴力的関係において、被支配的な立場に立つことで、安心感を得ようとしている可能性があります。
また支配者への服従を通じて、愛情や承認を得ようとしている場合もあります。
興奮・刺激
身体的な痛みや恐怖を感じることで、日常の退屈さを紛らわせようとしている可能性があります。
危険な状況を好む性格の場合、暴力によって得られる興奮や刺激を求めている場合もあります!
罪悪感の解消
何か罪悪感を感じている場合、自罰的な行為として暴力を求めている可能性があります。自分自身を苦しめることで、心の平安を得ようとしているわけです。
子供時代に愛情を受けられなかった
愛情の欠如家庭や親しい関係からの愛情を欠如して育った人は、暴力を通じてでも他人からの関心や接触を求めることがあります。
このような場合、暴力は一種の愛情表現と誤認されることもあります。
認知の歪み
暴力を振るわれることが「普通」だと認識している場合、その人の認知が歪んでいる可能性があります。
これは、過去の経験や文化的な背景が影響していることが多いです。
ドーパミンの分泌
暴力を受けることで脳内でドーパミンが分泌され、一時的な快感や高揚感を感じることがあります。この生理的な反応が、暴力への依存を引き起こすことがあります。
暴力を振るわれたいと思うのは異常なのか?
暴力を振るわれたいと思うのは異常なのかどうかは個々人によって意見が分かれます。
なのでここでは、中立的な立場から
- 暴力を振るわれたいと思うのは異常である理由
- 暴力を振るわれたいと思うのは異常ではない理由
の2つを解説します。
暴力を振るわれたいと思うのは異常である理由
自己防衛本能への反発
人間には、生まれつき自分自身を傷つけから守ろうとする「自己防衛本能」が備わっています。
暴力は身体的・精神的な痛みを伴い、命に関わる危険性すらあります。
そのため、本来の自己防衛本能と真逆である「暴力を振るわれたい」という欲求は、異常と捉えられる可能性があります。
健全な愛情との乖離
愛情表現には、スキンシップや言葉、思いやりの行動など、様々な形があります。しかし、暴力は相手を傷つける行為であり、愛情表現とは真逆の行為と言えます。
そのため、健全な愛情表現とはかけ離れた「暴力を振るわれたい」という欲求は、異常と捉えられる可能性があります。
潜在的な心理的問題の表れ
「暴力を振るわれたい」という欲求は、潜在的な心理的問題の表れである可能性があります。例えば、以下のような問題が考えられます。
- 自己愛の低さ: 自分は価値がない、愛されるに値しないと感じる人が、自分を罰するために暴力を求める場合があります。
- 支配欲求と被虐欲: 相手に支配されたい、虐げられたいという欲求は、自己コントロールの問題や、過去のトラウマに根ざしている可能性があります。
暴力を振るわれたいと思うのは異常でない理由
心理的トラウマの影響
過去に暴力を経験した人々は、トラウマの影響で暴力を振るわれることを求める場合があります。
この現象は「再現強迫」として知られ、過去の出来事を無意識に再現しようとするものです。
これは、心の中で未解決の問題に対処しようとする試みの一環であると考えられます。
マゾヒズム(受虐嗜好)
性格や性的嗜好の一部として、マゾヒズムが挙げられます。
これは、自分が痛みや苦しみを受けることで快感や満足感を得る嗜好のことです。
この嗜好は異常ではなく、個々の性的指向や趣味の一環として理解されるべきです。多くの人々が合意の上で安全な環境でこのような活動を行っており、これは異常ではないと認識されています。
感情のコントロール
暴力を振るわれることで、自分の感情やストレスをコントロールしようとする人もいます。
これは自己傷害と似た心理であり、外部からの痛みを受けることで内部の感情的な痛みや不安を和らげようとするものです。
この行動は、適切な心理療法やカウンセリングを通じて対処可能な問題であると考えられています。
おすすめの相談窓口
もし、あなたが「暴力を振るわれたい」と思うのを止めたいと思っているのなら下記の方法をおすすめします。
- 精神科クリニック
- カウンセリングセンター
- 24時間ホットライン
- インターネット相談サイト
- 地域の支援グループ
それぞれ見ていきましょう!
精神科クリニック
専門の精神科クリニックでは、個別のカウンセリングや治療プランを提供しています。精神科医との相談が可能です。
カウンセリングセンター
カウンセリングセンターでは、心理カウンセラーと話すことで、自分の感情や行動を理解し、改善するためのサポートが受けられます。
24時間ホットライン
緊急時には、24時間対応のホットラインに連絡することができます。
いつでも相談が可能で、迅速なサポートが受けられます。
インターネット相談サイト
インターネット上の相談サイトでは、匿名での相談が可能です。
自分のペースで相談を進められるため、初めての方でも利用しやすいです。
地域の支援グループ
地域の支援グループでは、同じ悩みを持つ人たちと交流し、情報交換やサポートを受けることができます。
地域コミュニティの一員として支え合うことができます。
【まとめ】暴力を振るわれたい人の心理と対処法
最後まで記事を読んで頂きありがとうございました!
最後にこの記事について軽くまとめます。
暴力を振るわれたい人の心理は下記のとおりです。
- 自己肯定感の低さ
- 支配・被支配の関係
- 興奮・刺激
- 罪悪感の解消
- 子供時代に愛情を受けられなかった
- 認知の歪み
- ドーパミンの分泌
また、「暴力を振るわれたい」と思う気持ちを止めたい、治したいという方は下記の方法を試してみてください。
- 精神科クリニック
- カウンセリングセンター
- 24時間ホットライン
- インターネット相談サイト
- 地域の支援グループ
大切なのは、なぜ自分が暴力を求めてしまうのか、その原因を理解することです。
上記以外にも、様々な要因が考えられます。
もし、自分が暴力を求めてしまうことに悩んでいる場合は、一人で抱え込まず、信頼できる人に相談したり、専門家の助けを求めることが大切です!